ユニークフェイス講演企画

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2010年8月24日火曜日

僕のお仕事2

えっと、前回は利用者さんとのコミュニケーションについて書きましたね…。

今回は、僕のお仕事がどう忙しいかについて書いてみます。

僕の仕事というのは「生活支援員」といって、利用者さんの生活にまつわる様々な事を、一人ひとりの方にあわせて行うものです。

飲んだり、食べたり、排泄したり、入浴したり。

これらすべてについて支援を行います。

まず、朝利用者さんが到着(ちなみに送迎車の添乗も仕事の一つ)。連絡ノートの内容を確認し、その日の利用者さんの体調などを、ご家庭からの情報で把握します。

そこからは大まかに言うと、二つの仕事の流れを、並行して行っていきます。

一つは、「活動」と呼ばれる支援プログラムです。自主生産品製作(販売して利用者さんのお給料になる)、運動、散歩、買い物、入浴、などです。

もう一つは、先にあげたような、水分補給、食事、トイレ、などです。

たとえば、自主生産品製作「染め物」を行いながら、同時に各利用者さんの排泄のタイミングでトイレ介助を行う。水分補給が足りていない方にはお茶を飲んでもらう。

通常、2~3名の職員が「活動」を先導して行い、さらに2~3名がトイレなど身の回りのお世話を行う、といった動きになります。

僕の立場は「グループリーダー」というもので、と言ってもちっとも偉くはないのですが、現場全体を把握して、人が足りないところへ職員を誘導したり、自分がフォローに入ったり、というのが基本的な動きです。

僕が所属するグループには9名の利用者さんがいて、6名の職員が基本的には配置されています。
簡単に言うと、職員一人で1,5人の利用者さんを見れば良い事になります。

しかし、二つの仕事の流れを同時に行っている為、「活動」を回している職員は直接の支援にははいりづらく、実際には職員一人当たり2名程度の利用者さんの日常生活動作を把握する事になります。

さらに、僕のようにリーダーであるために、基本的に動きがフリーな職員がいたり、看護師のように職域が限られる職員がいたりで、実質的にはもう少し、職員一人当たりの負担は大きいです。

そのような中で、僕の仕事は、まずはフォロー。手が足りないところへのフォロー。
そして、予期しなかった出来事に対する状況判断。
活動を先導する職員に対するポイント的な指示。

要するに、9名の利用者さん全員と、僕以外の職員全員の「今の状況」の把握が求められます。
そして、「次にどうするか」をいつでも答えられるようにしなくてはなりません。
自分自身がフォローに入ってしまっている時には、全体を把握するのはとても困難です。

トイレに利用者対応で入ってしまっている時に、活動室で何が起こっているのかを知る事は出来ませんよね?
また、入浴の介助で浴室にこもりっきりになっている時も、外で何が起こっているのか分かりません。

リーダーといっても、現場監督じゃないのですね。現場の一職員です。
難しいところを率先して行なったり、他の職員に指導したりという事も仕事内容に入ってきます。
職員の質の向上という事も、もちろん含まれる訳です。自分自身を磨く事も含めて。

これは結構大変です。うちのグループの職員さんは、頑張ってくれる方が多く、そういった点では僕は恵まれていますが、その頑張ってくれている職員を、上手く活かすも、無駄にしてしまうも僕の判断次第なのです。責任重大です…。

なので、大半の利用者さんを送り出す15時30分を過ぎると、正直「ほっ」とします。

でも、仕事はまだ終わりではありません。
いわゆる「事務仕事」が待っています。事務分掌上担当している業務。

毎月の送迎添乗表の作成、毎月の利用者の予定表のチェック、医療的ケアの集計・報告、医療的ケアの作業部会への参加、毎日の活動を事前にある程度シュミレーション、他のグループとの協議事項、利用者家族への連絡・調整の一部、周知すべき情報の取りまとめ、担当年間行事の計画、会計業務の一部、などなど。

他にも16時に出発する送迎車の運転・添乗も週に2回は入ってきますし…。

施設福祉の仕事というのは、何事も利用者さんのペースが基本で動いていきますので、自分でペース配分して仕事をするという事が許されません。

体調が悪いから、今日はセーブ、という事が出来ないのですね。
だから、体調管理にも気を遣います。

もし、風邪をひいても、無理して出勤する訳にはいきません。微熱程度であればマスクをして出勤しますが、38℃を超えるような熱が出た場合は、利用者への感染の恐れがあるため、熱が出てから3日程度は働けない、という事情もあります。
休めて楽じゃん、と思った方、それは間違いです!

だから、熱など出す訳にはいかないのです!そのプレッシャーが結構なストレスでしてね…。
実際僕は、過去に結構簡単に風邪をひいてしまった経験が何度もあって、その度に現場の同僚に迷惑をかけてしまって、いまだに頭が上がらないくらいなのです…。

さて、次は何について書こうかな…。