ユニークフェイス講演企画

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2011年6月7日火曜日

被災地へ、ボランティアに行ってきた

ちょっと前になりますが、6月4日に宮城県山元町に行ってきました。

災害ボランティアです。
6月3日夜に集合し大型バスに乗り込んで現地入りし、土曜日日中を作業時間にあてて、夕方現地を出発して深夜に帰ってくる、いわゆる「弾丸ツアー」です。

長袖、防塵マスク、金属インソールの長靴など、結構な重装備が必要でした。

食事や水分も自前で用意しなければならないので、荷物も結構な量になりました。

到着すると、現地は晴れ。気温は朝方は肌寒かったものの、日中は25℃近くまで上がったでしょうか?長袖では暑い天候でした。
しかし、瓦礫などによる怪我を防止するため、長袖は脱げませんでした。頭には帽子やタオルなどを巻いて保護しました。

住宅地(海岸線から1.5〜2km)での作業でしたが、そこに堆積した土砂は大半が海から来た砂で、目が細かく、日光に当たる事によって乾燥し、風に舞う状態でした。
そのため、状況によってゴーグルも着用しながらの作業となりました。
津波は、この地域にも流れ込み、人の背丈程まで家屋は海水に浸かったようです。



長袖、防塵マスク、長靴、ゴム手袋の着用により、気温の上昇も相まって、どんどん体温が上昇するのが分かりましたが、水分や塩分を補給する他に対策がなく、またトイレに行きにくい環境(現地の民家にお願いして借用しなければならない)である事から水分の補給量にも注意しなければならない状況でした。

休憩は取っていましたが、日陰も少なく、また処理しなければならない土砂の量が多量のために、皆必死の作業となってしまいました。いくら土砂を土嚢に詰めていっても、土砂の量はなかなか減りませんでした。

この作業を、現地の方や現地に長期滞在しているボランティアの方は毎日行なっているのかと思うと、本当に頭の下がる思いです。
本当に人数が必要だし、力仕事でした。

なんとか一日作業をやり終えましたが、軽い熱中症の状態になりました。
これからの季節、土砂や瓦礫の撤去作業は体に負担がかかる重労働になります。
作業に従事される方が、健康を損なわれない事を祈るばかりです。

現地では、まだまだ建物内の掃除にまで手が回らない家がたくさんあります。
震災から3ヶ月。しかし、まだやっと道路が綺麗になった程度です。側溝はまだ大半が土砂で埋まったままですから、雨が降っても道路から水がはけず、容易に冠水してしまいます。

田や畑に流れ着いた、様々な物も、未だ片付く目処は立っていません。

避難所で生活し、家に帰れずにいる方がたくさんいる状況なのです。
普通に暮らせる環境に戻るには、大変な時間と労力が必要です。
あまりにも広い範囲に被害が及んでいるために、全体を直ちに復旧させる事は困難なのです。

この事実を忘れてはならない、そう思いました。
現地に行けば分かります。

「この状況を放置する訳にはいかない」

健康な人は、一度は足を運んで現地の方と一緒に汗を流してみると良いと思います。
地震は、いつ僕たちの近くで起こるかも分かりません。

天災というものが、僕たちの生活にどのような被害をもたらすものなのか?
実際に行かなければ分からない、言葉にできないこの「感覚」。

貴重な体験をしました。機会があれば、また現地に行くべきだとも考えています。